■企画展示■



   『神岡鉱山産 鉱物標本展』



 展示室 : 益富地学会館3階展示室・企画展示コーナ
 展示期間:2018年8月4日(土)から,約3ヶ月間

  ★土・日・祝日の当館展示室公開日にお越し下さい.



  会員の西田勝一氏による企画展示『神岡鉱山産鉱物展』のご案内です.
 一昨年の『秋田県尾去沢鉱山の鉱物展』,昨年の『〇×△□鉱物収集の楽しみ方展』に続く第3弾になります.
 西田氏は,神岡鉱山に長年勤務されていた故木田末男氏の神岡鉱山産鉱物標本一式をご子息から譲渡されました.
 今回の展示では故木田氏のコレクションを中心に,今まで西田氏が収集されてきた標本も合わせて展示していただきます.


 《神岡鉱山とは》 

  神岡鉱山は岐阜県飛騨市にある,主に鉛・亜鉛を対象として採掘されたスカルン鉱床の鉱山です.
 日本で最も古い時代に形成された飛騨変成岩類が古生代終期のマグマ活動によって熱せられ,
 周囲の重金属類を溶かし込み形成されたとされています.
 現在は金属鉱床の採掘は中止され,石灰の採掘のみが行われています.
  なんといっても鉱石量7〜8000万トン以上とも言われる巨大な鉱床が神岡鉱山の特徴で,当地の地質構造の
 複雑さからも話題に事欠きません.
 初生鉱物では,閃亜鉛鉱・方鉛鉱・魚眼石・方解石・灰鉄輝石・珪灰鉄鉱・水晶・紫水晶などの大きくて立派な結晶,
 また二次鉱物は美しい緑鉛鉱・異極鉱など,鉱物ファンにとって憧れの標本を産出したことでよく知られています.
 
今回の展示でこれらの魅力ある鉱物を堪能していただけたらと思います.