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【目 的】
鉱物鑑定士制度は鉱物の肉眼による鑑定能力を養い、野外での鉱物研究や学習指導、学校や博物館での鉱物標本の鑑定・整理などが簡単な器具と肉眼で行える能力を養うこと、また生涯学習として鉱物を学び、青少年から老後まで野外活動の一環として、鉱物を通じて自然と親しみ、自然科学の楽しさを理解することを目的とする。
現在では分析機器の発達によって、機器を使用すれば比較的簡単に鉱物種の同定を行うことができる。しかし、野外における調査研究では、肉眼による鑑定力が大きな情報処理能力の要素となる。鑑定力が発達すると、野外で目につく鉱物の大部分は肉眼で鑑定でき、その場で調査地質の状況が把握できるのである。鉱物の組み合わせでできている岩石の鑑定においても同様である。
この鑑定基準では、3級以上の鑑定士は全国の鉱物を展示している博物館で、展示標本の解説等への指導が行えるレベルに達していなければならない。また、鑑定士は様々な鉱物鑑定の能力を必要とする行事に参加して指導にあたるなど、率先して地学の研究・普及の協力に努めなければならない。
【役 割】
◎鑑定士(特別鑑定士・鑑定士1〜3級)
・ 博物館・学校から鉱物標本の鑑定依頼があれば、(財)益富地学会館認定の鉱物鑑定士として参加することができる。
・ 一般の方や企業から鉱物鑑定の鑑定依頼があれば、(財)益富地学会館認定の鉱物鑑定士として参加することができ る。
・ 宝石鑑定の鑑定依頼があれば、宝石名としてではなく鉱物名として鑑定することができる。
・ (財)益富地学会館の研修会や採集会の講師・指導員、または教育等に鑑定士として参加することができる。
・ 士補の認定試験、または講習会等に講師・指導員として参加することができる。
◎鑑定士補(4級・5級)
・ (財)益富地学会館主催の研修会や採集会に士補として指導に当たることができる。
◎鑑定士補(6級)
・ (財)益富地学会館主催の「かわらの石観察研究会」や「石に名前をつける会」に士補として指導に当たることができる。
【鑑定士認定の運営方法】
下記の委員会を設置する。
★ 鉱物鑑定士運営委員会
料金・会場等の運営に関する決定
特別鑑定士・名誉鑑定士の認定
★ 鉱物鑑定士認定委員会
各級の鑑定士の認定を行う
【等級、受験資格及び認定】
9級〜4級(鑑定士補) 一般のアマチュア・学生を対象とし、認定試験に合格した者を認定する。
3級(鑑定士) 一般のアマチュア・学生(コレクション・論文の規定はない)を対象とし、@またはAに当ては
まる者を認定する
@3級の認定試験に合格した者
A400種以上の標本を所有している団体代表、または管理している者。ただし2名の認定委員 の推薦が必要。(4級までの資格がなくてもよい)
*管理している者は、団体代表の推薦が必要
2級〜1級(鑑定士) 日本地学研究会に5年以上在籍している者。または、同等の研究団体に5年以上在籍して いる者。
〔2級〕 ・400種以上の標本を所有している者、または管理している者で、下記の@Aに当てはまり、認定委員会 で承認された者。
・3級の資格を所有している者で、下記のABに当てはまり、認定委員会で承認された者。
@ 「地学研究」誌等に研究発表を1回以上行った者。
A 2名の認定委員の推薦が必要。
B 鉱物鑑定士の講師として5年以上指導に当たった者。
〔1級〕 下記の全てに当てはまり、認定委員会で承認された者。
・600種以上の標本を所有している者、または管理している者、または2級の資格を所有している者。
・「地学研究」誌等に研究発表を3回以上行った者。
・2名の認定委員の推薦が必要。
☆3級〜1級鑑定士は、認定申請書に記入し随時申し込むことができる。認定委員会において審査の上認定された方は、諸費用を払い込み取得する。
(*特別鑑定士) 鉱物学に精通し当財団に貢献のあった方
(*名誉鑑定士) 当財団の運営に貢献し、鑑定士認定等資格関係に携わる方
付則:@益富地学会館賛助会・同好会・日本地学研究会に1年以上会員歴のある者は7級から受験してもよい。
A日本地学研究会に3年以上会員歴のある者は5級から受験してもよい。
B日本地学研究会に5年以上会員歴があり、2級または1級の基準に達する者は、随時申し込むことができる。
C5級以上の取得者は日本地学研究会に入会することが望ましい。
【費 用】
9級・8級 受験費用・認定費用ともで、3,000円(9級は受講のみ)
7級・6級 受験費用 各3,000円 認定費用 各3,000円
5級・4級 受験費用 各5,000円 認定費用 各5,000円
3級 受験費用 10,000円
鑑定士登録料 20,000円(試験に合格された方)
〃 100,000円(推薦により合格された方)
2級 鑑定士登録料 150,000円
1級 鑑定士登録料 200,000円
★ 鑑定士として登録された方は(財)益富地学会館認定○級鉱物鑑定士(第○号)として使用することができる。
★ 受験希望者は受験申込書に必要事項をご記入の上益富地学会館へ提出する。3級以上の鑑定士の場合は、規定の「認定申請書」を提出し、鑑定士認定委員会の審査を受ける必要がある。
改正 2010年4月28日
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